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最近,熊本県内でセアカゴケグモやアライグマの目撃情報があるという.神代たちは比較的明るい時間から出没するが夜半が好きなようだ.来月は学会と調査でほとんど予定が埋まった.その合間に,何から片付ければよいものか.東京農業大学の紀要に投稿している記事があるが,校正稿が事務内でひと月放置されていたそうで,速達で届けられて今日確認したところ改定稿の締め切りは9/5(必着)だった.問題ない.今回は査読者のコメントがやさしかったので明日には片付く.

USDAやESAでクサギカメムシ防除の話題が盛り上がっているようだが,日本人研究者がまったくかかわっていないのはどうなんだろうと思う.日本でもカメムシ被害は毎年大きな関心が集まっているのに,原産地域の研究者はもっと関心を持っていいはずだ.関心というか,積極的な貢献ができる箇所がたくさんあると思っている.そんななかで,松尾君,広瀬先生たちがまとめたTrissolcus plautiaeとT. japonicusの種分類の論文(Matsuo, et al., 2014)は非常に重要な貢献だった.

日本でよく知られている生物が海外で問題化している時には日本の研究者が力になりたいと思う方が普通の発想だろう.逆に,日本の生き物は日本の研究者に一番よく理解していてもらいたい.特に寄生蜂研究で,今後多くの分類群の同定が日本国内で解決できなくなるとすれば誰が困るだろうか.研究としての分類は大して面白くないから,おそらく短期的には大して困らない(行為としての分類はたいへん面白いものだが).そこに一番危機感を感じている.面白さというのは内発的なものでない限り,社会的な文脈に依存した感覚でしかない.もう眠たいから論点をいくつか省略せざるを得ないが,せめて記載分類は短絡的な評価としての「面白さ」から自由になってほしいものだ.どういうことかというと,要するに,「無心で」「ひたむきに」「ひたすら」書きまくるという姿勢が本来的な分類の姿であろう,と.より刺激的な論調でこの部分を読みたい人は,Evenhuis(2007)を参照するといいかもしれない.

Matsuo, K., Hirose, Y., & Johnson, N. F. A taxonomic issue of two species of Trissolcus (Hymenoptera: Platygastridae) parasitic on eggs of the brown-winged green bug, Plautia stali (Hemiptera: Pentatomidae): resurrection of T. plautiae, a cryptic species of T. japonicus revealed by morphology, reproductive isolation and molecular evidence. Applied Entomology and Zoology, 1-10.
Evenhuis, N. L. (2007). Helping solve the “other” taxonomic impediment: completing the eight steps to total enlightenment and taxonomic nirvana. Zootaxa, 1407, 3-12.
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