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9月の主要なイベント

9/14-17 昆虫学会
9/18-21 カマバチ調査(半田)
9/21-29 ミナミアオカメムシ卵塊設置調査(小カワノ,冨田,駒形)
9/25   卵寄生蜂ミーティング in 九大(広瀬先生,東浦さん)

学会以降来客と調査が続いており,本質的な部分以外で大変示唆に富む有意義な2週間だった.そのことについてはこの場では書かないにしても,大きな問題もない楽しい旅であったのは幸いだった.

さて,昆虫学会では広島大学のキャンパスが予想以上に広くて懇親会会場にたどり着くまでにすっかり迷ってしまい,広大の学生さんを捕まえて道を聞くと言った失態があったが,総じて自然豊かで余裕のあるキャンパスだったので気楽に過ごせた.西条駅前にトビウオの出汁のみを扱った自動販売機があって,需要がはかりかねてしばらく茫然と見ていた.
僕の発表自体は2月に行われたミナミアオカメムシの検討会の蒸し返しなので面白みはなかったが,発表5時間前に応動昆で論文が受理されたというのは因果なものだった.ミナミアオカメムシの天敵として日本から初めてTrissolcu basalisを報告したシンプルなもので,論文は現在インターネット上で公開されている.リンク

カマバチ寄生性のトビコバチ調査,その後の九州ミナミアオカメムシ天敵調査では大体想定した通りの成果が上がっているようだが,いかんせん僕の作業時間が足りないので最近は明け方まで飼育やカウントが続くことが多い.これからも月半分留守にするような調査計画を立てているので,カマバチとかタマゴクロバチの飼育実験は後手に回っている.一応,職場の飼育のプロフェッショナルたちにノウハウを聞いて試験的にウンカの飼育やらなんやらあれこれやってみてはいるが,ウンカ,カマバチ,トビコバチの3者系を維持する余裕は持てそうにない.今年度はおとなしく解析中心にするべきだろうか.

九大にいた頃,毎週採集に出ていた成果が今頃役に立って,カマバチ寄生性のトビコバチが案外とれていたことに驚いている.今の職場の圃場では同一種だけでほぼ100%の寄生率を示しているので調査の甲斐がなくつまらないが,福岡県の某所では3種が一回の調査で得られていたようだ.東浦さんのおかげで,思いのほか彼らの研究もスムースに運んでいる.僕はセイボウ上科以外はよく分からないので,諸先輩方に尋ねられることは大変ありがたい.甘えてばかりもいられないのでもっと勉強しないといけない.

卵寄生蜂のミーティングで広瀬先生や東浦さんが来てくださったことは大変ありがたいことで,同世代,同質的なコミュニケーションを志向してしまう我々以降の世代にとってやはり世代間の情報交換は何よりも重要なことだと思う.小型の寄生蜂は多様性が半端ないので,色々な方と話をして視点を深めていきたいものだ.今回は小カワノから貴重なサンプルを預かることができた.有本君がCarminatorを採っていたとはちゃんこめから聞いていたが,村尾さんからも驚愕のサンプルをいただいてしまって,こんないい思いをしてよいのだろうかと恐縮しきりだった.分類学は認知科学的な要素が強いと常々感じているところだが,Carminatorは「これ」が「いる」と紹介されることで世界に数個体しかなかったタクサがその後続々と「発見」されるようになった最たる例だろう.
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