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大道芸のお祭りをやっていて,興味はあったものの一人で行く気にはなれず,かといって学生らは興味を持っておらず,誰からも断られながらさみしく分子実験をした.今回は,PCRの失敗が続く学生らのトラブルシューティングだ.くじけず頑張った甲斐があって,ゾウムシチームのネガコンにバンドが出なくなったのを確認できた.状況からすると,原因はタックのバッファーがDNAで汚染されていたということなのだろう.おかげで彼らの卒論は一向に進んでいないものの,その苦労が後輩の育成につながれば否定的なものではない.

メモ
Phoresy(便乗)はかなり自立性の高い行動だと思う.Migrationも,しばしば生理的,形態的変化を伴う積極的な飛び立ちというのが指摘されているので,これは偶発的なイベントではなく適応的な獲得形質だ.同様にaerial planktonも飛び立ち行動の有無が生活史戦略として進化したかどうかを見分ける指標となる.
カマバチが寄生したウンカ類が長距離移動する場合,寄生しているカマバチ幼虫は移動に寄主を利用しているととらえるべきか,たまたま運ばれていると見なすべきか.今後よく検討する必要はあるものの,彼女らは一般的に成虫を寄生対象としては好まないので,長翅型に寄生する割合はいっそう低い.また,無翅の種は叢生するイネ科草本のような特定の環境に集中して発生するウンカ類に対する適応だと考えている.要するに移動しなくても寄主がたくさんいるから翅はいらない.そもそも,持っていたとしてもカマバチ類は枝から枝へ飛び移る程度しか活用してないようだ.イネウンカ類の海外から日本への移動というのは熱帯魚の死滅回遊に例えられる特殊な状況だとしても,東南アジアでカマバチが寄主を積極的に利用して移動するメリットはあるのだろうか.トビイロウンカやセジロウンカのような狭食者が寄主であれば,移動の結果,彼女らを待っているのはたいていの場合不適当な植生のために寄主が死滅するという事態だ.運良く植生があたっても,寄主密度の極端な低下などデメリットばかり目立つように感じる.繁殖力が弱いので無駄撃ちをしないだろうし,(親蜂が長翅型の寄主成虫に積極的にリスクヘッジしている可能性が低いので)幼虫は単純に寄生しているだけに見える点からも,カマバチの寄主を介した移動の英語表現としてphoresyを使うのは躊躇がある.補食寄生者幼虫の寄主を介した移動について過去に論じられてきたかが問題なのだが,そもそもこの用語は単純な寄生者にはあてはまらない.しかし,用語の一般的な説明ではそこまで書いてないので用法に混乱がおきそう.来週はClausenとかその辺の人の原著にあたってみる.
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