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【ラオスのイネウンカ類発生状況】

溜まっていたメールの返事を一日20件くらいずつ消化して,やっと留守中のものが片付いた.大学の出張報告書に日報・処理状況・結果を(A4用紙の2/3程度)書きつける必要がなくなったらしい.今頃やっとか,と重い気分で喜びを表現したい.日報はともかく,後の二つは何を求められているかすら理解できていなかった.

首都ビエンチャン付近
標高約200m.暖かいから,水さえあれば通年稲作ができそうだが,今の時期は平地に稲が見られない.ちょっと山手の方では4月に稲刈りをするようだ.かろうじて残っていた場所や,そろそろ雨季になるので苗代を準備しているところに寄って網を振るが,3種とも皆無.ハリカメムシやシラホシカメムシは確認.運転手のサックが「ほら,ダメだったろ?」と言いたげな顔をしていて大変悔しかった.

プーサムスーン山麓(シェンクワン省)
この辺りは冬に相当冷え込むので,水田は初夏から秋まで.日本ほど寒くならないとしても,セジロウンカ・トビイロウンカの越冬個体はいるのだろうか?
バンムアン(ムアン村)は標高1400mほどあり,涼しいところだ.雨季のはしりらしく,頻繁に豪雨に見舞われた.宿を借りた民家の雨漏りに泣かされた.当地では日本同様田植えのシーズンで,30cmほどに育った苗代を担いだ女性が毎日忙しそうに水田へ向かっていた.僕は田植えの風景が楽しくても,稚苗が疎に生えた田んぼになど興味がないので,カオ,メンマイ,ジャ,メンマイ(米,虫,捕まえる,虫)と片言で尋ね歩いて育苗している田の在処を探した(意外と集落から離れていて見つけるのが難しかった).大体,谷戸のような立地にあるようだった.セジロウンカが極めて多数発生しており,10回の掬い採りで400-500匹ほど網に入った.成虫,若虫ともに見られたが,飛来第一世代と第二世代とみなしてよいと思う.一部短翅型が見られた.イネに繭が見つからなかったのが気になる.密度が異様に高いのは,大部分の面積で苗の抜き取り済みだったのでドラフトがあるのかもしれないが,若虫の多さからするとそれでもかなりの個体数がもともといたのだと思う.カマバチの寄生率は,若虫のみで1%内外.カマバチ成虫はナカガワカマバチのみ確認.ツマグロヨコバイ類が何かに寄生されていた.トビイロウンカのような成虫が数個体得られたが,近縁別種もいるので顕微鏡をのぞかないと判断できない(その後確認すると,トビイロウンカだった様子.短翅型も採れていた).

30kmほど離れたバンドクマイ(標高約1300m)は,バンムアンに比べるとまだ雨が少なく,天候は安定している.苗代で多数の繭が見つかったがウンカの発生は少なかった.10回の掬い採りでセジロウンカのみ30個体ほど.成虫は長翅型ばかり.若齢個体の発生もあったが,寄生された個体は見つからなかった.飛来個体の寄生率は高かったのだろう.すでにトビイロカマバチが羽化してきている.イネハモグリバエの発生はバンムアンより格段に多かった.

キアシカマバチが採れなかったし,来年行くなら秋に挑戦したい.

バンムアン宿
お世話になった民家.

バンドクマイ苗代
バンドクマイの苗代の様子.

網の中のウンカ
バンムアンで採集の様子.網にびっしりとウンカ・ヨコバイ類が付いている.網の底に溜まった個体が歩いて登ってくるので,寄生の有無を確認してから回収する.
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